2012年7月1日日曜日

ユーロドル、現状認識と来週の戦略

先週後半からダラダラと下げていたユーロドルですが、EU首脳会議のポジティブサプライズで金曜一気に急騰しました。一週間の動きを1時間足で振り返っておきます。




では日足チャートを見てみます。
私の現時点での現状認識は6月1日までの下落の調整局面が継続していると考えています。
木曜までの下落は1.2400手前の節で支えられ反騰しました。今のところ1.24~1.27台でのレンジ相場となっています。





目先での上値の注目ポイントはまず先週高値の1.27Middleとなるでしょう。このレベルには日足の雲下限や55日移動平均も位置しており、来週のユーロドルの強さを推し量る上でひつの目安になると考えています。
それを上抜いてくると1.28Lowの節が次の目処になります。一応このレベルまでは現状認識の範囲内と考えています。このレベルを抜けて日足雲の上に出てくる動は、短期的にせよ上昇トレンドが形成される可能性を考慮します。



4時間足で最近の動きを見てみましょう。
先週後半にトレンドラインを下抜き、雲下に出てきましたが、金曜の反騰で一気に雲上に顔を出しました。





週初からのトレード戦略は、値動きを睨みながらになりますが、今のところ短期では押し目買いのイメージで見ています。1.27Middleまでの上昇があれば、そこでは一旦様子を見て、さらに上値を追うか売りを試すか判断したいと思います。
押しは1.25Middleくらいのイメージで今は見ていますが、1.24が現在のレンジの下限という認識ですから十分に想定範囲と考えます。


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