2012年5月31日木曜日

ユーロドルの月足と週足を確認しておく


昨年5月のピークから続落しており、現在2008年のリーマンショック後の安値1.23に接近している。月足で見るとその下の安値節は1.1880付近になる。

ユーロドル
ユーロドル月足

週足も月初から大きく下落しており年初の安値節を割り込んでいる。週足のボリンジャーバンドはバンドが拡大してきており、価格は-2σを下回っての推移。]

ユーロドル週足
ユーロドル週足

ユーロドルスーパーボリンジャー
ユーロドル週足スーパーボリンジャー

非常に弱い。このまま一直線と言う訳にはいかないだろうが、1.1880や下降チャネル下限を目指していると考える。とは言えショートが大幅に増大しており、目先では反騰にも注意が必要。



2012年5月30日水曜日

週足と日足で見たユーロ円


まず現在の状況を週足と日足で確認しておきたい。
年初からの急騰がピークアウトし、急反落となり現在も下落の過程にある。
直近の最安値は1月につけた97.04である。

ユーロ円週足
週足
ユーロ円週足スーパーボリンジャー
週足スーパーボリンジャー

週足のボリンジャーバンドを見るとセンターラインもフラットで、方向感のないレンジ相場の様相である。過去8週間で7本が陰線であり直近では5週連続陰線引けとなっている軟調な地合。
ただ現在直近最安値に接近した安値圏にあり、一旦の反発にも留意が必要と思われる。


ユーロ円日足
日足
日足スーパーボリンジャー
日足スーパーボリンジャー

日足ではMA6を実体でほぼ上回ることなく下落しており、ボリンジャーバンドでも-1σを過去20日間にわたって下回り推移している下落相場である。このMA6や-1σを下回る限り、ダウントレンドが継続していると考えるが、やはり反発には留意が必要と思われる。


目先の方針として、日足でダウントレンドが継続しているうちは1時間足などで戻り売り。98~97円台では底堅さが確認できれば一旦の反発を狙うのもありだろう。




ユーロ、現在の水準


ユーロは1999年1月1日に決済用仮想通貨として導入された。
つまり、この時点では現金としてのユーロは存在しなかった。

そして3年後の2002年1月1日に初めて現金通貨としてのユーロが発足。
そしてこの時点で、導入国の従来の通貨に替わってユーロが法定通貨となった。

ユーロ発足以来の最安値は、ユーロドル0.8225ユーロ円88.87でいずれも2000年10月につけている。
つまりこの現在のユーロ円最安値は、まだ現金としてのユーロが存在していない時のものだ。
対して、最高値はいずれも2008年7月のユーロドル1.6040ユーロ円169.97である。

ユーロ円月足
ユーロ円

ユーロドル月足
ユーロドル

現在ユーロ円は100円以下の水準にあり、最安値に近い低い水準にあると言える。
他方ユーロドルは、これまでの値動きから考えればそれほど低い水準ではない