まず週足のチャートを確認しておきます。
直近の安値は7月24日で、そこから急反騰しています。
現在4月高値を起点とした下降トレンドラインが高値を抑えているのが分かります。
ただ週の引値が55週移動平均を上回っており、これは年初の急騰時以来です。
日足を見ると、前回ワークした300日移動平均線(オレンジ)も上抜け、堅調な上昇トレンドになっていることが分かります。
ただし、一時104円台に乗ったとは言え日足終値レベルでは直近9月の高値節で抑えられていますし、上述の下降トレンドラインも気になるところです。
日足のボリンジャーバンドも見ておきます。
+2σ付近での推移でバンドも拡大傾向にあり、堅調地合を表しています。
4時間足と1時間足で直近の動きも確認しておきます。
白い上昇トレンドラインは11日安値を起点にしています。
1時間足には木曜の最高値を起点とした下降チャネルを表示してみました。
直近の上昇トレンドラインを僅かに下抜けていますが、MA100(黄緑)に支えられています。このチャート画像では分かりませんが、MA100は直近でもサポートとしてワークしています。
現在の地合は堅調で上昇トレンドが継続しています。
しかし反落の可能性も高く、その警戒も必要だと思われます。
【トレード戦略】
大きな流れは上ですから、基本的なスタンスは買いです。
ただし現状のような高値では買いたくありませんので、まずは押し目を待つことになります。101円台などへの押し目があれば拾っていきたいと思います。
もし押し目もなく続騰して、この高値や下降TLを上抜け、日足終値レベルで104円台に乗ってくれば押し目買いのレベルを上げて対応することになりそうです。
一方目先では一旦の反落調整の可能性も高く、短期的な売りを考えています。
週高値を超えない程度で戻りがあれば売りを試したいですし、週初から続落すれば週の終値よりも低いレベルでも戻り売りをする考えです。ただし売りは短期で考えています。
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